#過去の失敗

『#過去の失敗』<2021年8月15日(日)>
 きょうという日に『余録(210815)』は思う。1945年8月20日毎日新聞高坂正顕京都大学/カント研究者)の談話が掲載された▲日本人が抱いていた自信、自尊心について<外に目をふさいで己を高しというような趣はなかったか>と、<ひとりよがり>な日本の自己認識、世界認識に敗因を求めた▲今の日本も、未曽有のコロナ禍にもかかわらず、五輪開催という国家目標の実現を優先、国民の安全を二の次に▲ワクチン敗戦、コロナ敗戦といった言葉も使われる▲文部科学省によると、影響力の大きな自然科学分野の学術論文の数で日本が過去最低の世界10位に後退した▲76回目の終戦記念日。米中に追いつけ、抜き返せという時代ではあるまい。ひとりよがりに陥らず、日本が置かれた現状を客観的に見つめ直すことが過去の失敗を今に生かす出発点ではないか。
 (JN) 今年もこの日がやって来た。終戦記念日ということであるが、敗戦の日ではないのか。正式には戦争は終わっていなかったから、玉音放送で敗戦を知った日となるのか。日本はアジア侵略を行い、また米国に戦いを挑んだ。その行動はどうであったのか。都合よく解釈することではなく、今後、同じ過ちを犯さぬようにしたい。否、違った形で過ちを繰り返しているのか? 平和ボケの私はそう思います。
#高坂正顕
#ひとりよがり
#国家目標
#76回目
#客観的に

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