#七夕とお盆

『#七夕とお盆』<2021年8月14日(土)>
 きょうは旧暦7月7日。『余録(210814)』は七夕とお盆を思う。改暦で太陽暦が採用されるまで、七夕とお盆は一体のものと考えられていたらしい。▲改暦後は月遅れの8月15日をお盆の中日とする地域が多くなった。一方で七夕は7月に祝うのが一般的になり、関連が薄れた。▲本来なら先人たちが眺めた織り姫星と彦星が夜空に輝く日だが、日本列島を覆うように前線が横たわっている▲この日の雨を「洒涙雨」と呼ぶ。織女と牽牛が年に1度会った後の別れの涙とも、会えないことを悲しむ涙ともいわれる。そんなロマンチックな名前からは想像できない大雨が予想されている▲やはり地球温暖化による異常気象なのだろうか。予報通り、お盆明けまで大雨なら災害の危険が高まる。7年前の8月豪雨では広島市で大規模な土砂災害が起きた。「命を守る行動」を心がけたい。
 (JN) 私たちの日々の驕りに、地球はその反動を起こす。それは異常気象として現れてくる。「今までに経験したことのない」と情報が提供されているのに、私たちは自分の経験で判断してしまうことがある。「様子を見に行かないでください」「直ぐに避難してください」。自然の猛威からは逃げるしかない。そして、逃げなくてすむ状態を作り上げたい。ゆっくりと七夕を楽しみ、お盆に一家そろって先祖に報告をしたい。
#旧暦7月7日
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