『忘れてはならぬことがある』

『忘れてはならぬことがある』<2019年10月22日(火)>
 「旧日本軍の『大本営発表』はフェイクニュースの元祖だろう」。『春秋』(191022)は、本日の「即位の礼」から忘れてはならない昭和を思う。「フェイクを流しつづけた軍部。世界を知らずに熱狂した人々。こういう機会に過去に目を向け、未来への教訓を胸に刻みたい。きょうは天皇陛下の『即位の礼』が執り行われる日だ。令和新時代が本格スタートするとともに平成が遠のき、昭和がかなたに去る。それでも、いやそれだからこそ、忘れてはならぬことがある」。
 (JN) インターネットが発達し、グローバル化した国際社会であるが、私たちは地球上の片隅の島に住んでいて、他国との接触が難しい。情報の海の中から真実をくみ取ることは難しい。安易に自分の都合のいい情報を信じる。そうならないためには、先ずは過去の過ちを理解することである。蓋をしたり、水に流してはならない。年号を替えて、過去を忘れ去るようなことなく、自分や自分たちの将来のためにも、過去を捨ててはならい。なぜ、失わなくてよい命をどれだけ失ってしまったのか。この時代の区切りは過去を確認する機会にしましょう。
#令和のスタート

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