#不戦と平和への深い祈り

『#不戦と平和への深い祈り』<2021年6月23日(水)>
 きょうは「慰霊の日」。『南風録(南日本新聞/210623)』は76年前を思う。元沖縄県知事大田昌秀さんは、学徒でつくる鉄血勤皇隊に動員され、最後の激戦地、南部の糸満市摩文仁に移動した。目にしたのは悲惨で悲劇的な戦争の現実だ。戦没者の遺骨が今も眠る沖縄本島南部の土砂を、米軍普天間飛行場の移設先として名護市辺野古で進む埋め立て工事に使うことを政府が検討している。「別の方法はないのか」「島全体が墓のような場所なのに」と県内の遺族も胸を痛める。大田さんは知事在任中、沖縄戦の全戦没者の名を刻んだ「平和の礎」を摩文仁に建てた。「人間の愚かさを想起し、二度と過ちを繰り返さないとの誓いの証にするため」と。76年の慰霊の日、礎がある平和祈念公園には、たくさんの遺族らが訪れる。戦没者にささげられるのは不戦と平和への深い祈りである。
 (JN) 敗戦後、沖縄は長く米国支配下にあった。そして、日本領土に復帰しても現実は米国軍の支配が大きい。日本国自体がまだ米軍の制空権に支配されており、この占領軍が日本から出ていくのは何時になるのだろうか。米軍の支配下における平和に私たちはどう思うべきであろうか。
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