#いまは妄想旅を

『#いまは妄想旅を』<2021年5月21日(金)>
 紙の時刻表に『三山春秋(上毛新聞/210519)』は思う。西村京太郎さんの『十津川警部シリーズ』には特急草津上信電鉄も登場する。正確な運行を利用した「時刻表トリック」、主人公がわずかな穴からアリバイを崩す謎解きと旅情を誘うシーンが人気を支える。こちらは「乗れない列車」が人気という。全国を走る貨物列車のダイヤを網羅した「貨物時刻表」である。最近は年間2万部に迫る売れ行きという。一方「乗れる」列車では紙の時刻表の廃止が進む。スマホのアプリは発車時刻や運賃はもちろん、スムーズに乗り換えるための乗車位置まで教えてくれる。一方で目的地を決めず、路線図やダイヤを眺めながら行き先を決める旅も捨てがたい。気ままな鉄道旅に出られる日常はまだ見えないが、想像でならどこへでも行ける。いまは妄想旅を楽しみたい。
 (JN) 付箋をはさんだり、指を入れたりして、列車のつながり、間隔を調べ、時刻表とともに旅の計画を作って行く。これが行く前からの楽しみであった旅。帰ってきたら、レフレクション。再度、時刻表と旅の記録を突き合わせてみる。写真を整理する。もう、昔々の話だ。
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#鉄道旅

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(西村京太郎記念館にて)