『山越え 谷越え はるばるとランランランララ』

『山越え 谷越え はるばるとランランランララ』<2020年3月9日(月)>
 古関裕而さんの出身地である福島県福島民報社が主催した「あなたが選ぶ古関メロディーベスト30」(七日付朝刊)で、「高原列車は行く」がトップであったことを『筆洗(200309)』は伝える。この曲について作詞家の丘灯至夫さんは「善良な大衆はまったく『高原列車』で逃げ出したくなるようなやりきれなさを感じたものである」と。それはヒットした年、「第五福竜丸」の被ばく、贈収賄事件の造船疑獄。「『やりきれない』世相があの歌のヒットの理由の一つだったか・・・全国からの投票・・・「オリンピック・マーチ」・・・「栄冠は君に輝く」を大きく抑え「高原列車は行く」がトップ・・・。無論、一位にふさわしい名曲だが、底抜けに明るいあの歌が『今』、支持された別の理由をやぼ天は勘繰ってしまう」。
 (JN) ここから飛び出したい。今の状況、正に、「高原列車」で逃げ出したくなる。駅弁食べながら、山を越え、谷を越え・・・。マスクのいらなところはないだろうか。花粉症は悲しい。そして、コロナウイルスの防止。人込みに行くな。スポーツ観戦やコンサートは観客禁止。仲間と飲みにも行けない。長時間閉ざされた列車にも乗れないか。高原に行けない。ランランラン~ランラカラッタ、ピークを~越え~よ。
#「高原列車は行く」
#「高原列車」で逃げ出したくなる

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