『フェイスブック問題』

フェイスブック問題』<2020年12月14日(月)>
 反トラスト法に違反すると米当局はフェイスブックを提訴したことについて、『天声人語(201213)』は思う。ハーバード大学2年生のザッカーバーグ氏が校内校友として始め、それがいまや32億人の利用者に。「インスタグラム」や「ワッツアップ」の買収が競争を阻むと。「独占企業の最大の問題は価格のつり上げ・・・消費者の選択肢が失われ、個人情報が独占される・・・ネットの世界では利用者の多さが、さらなる利用者を呼ぶ。そんな勝者総取りのすごさ危うさを示すフェイスブック問題である」。
 (JN) インスタグラムを買収するときには、米当局はフェイスブックがこれほど広がり、力を持つとは思わなかったか。さあ、ネット社会はどんどん広がり、大波となり、私たちはこの便利さの中に溺れ、自分から動くことができなくなるのだろうか。
#反トラスト法
#選択肢
#個人情報

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