『季節を告げる小さな自然を身の回りから失ってしまった』

『季節を告げる小さな自然を身の回りから失ってしまった』<2020年11月12日(木)>
 「生物季節観測」の大幅縮小に各紙思う。『春秋』は、「都市化や温暖化が背景にあるなら、現代人の所業が生物を追い詰めてしまった恐れがあるわけだ。大いに反省せねばなるまい」。『筆洗』は「かつては身近だった鳥や虫たちが急に遠くへ行ってしまったような気がする。ウグイスではなく同じ鳥でもトラツグミの聞きなしをふと思い出す。<サビシイ、サビシイ>」。『余禄』は「思えばわずかな間に季節を告げる小さな自然を身の回りから失ってしまった日本人である」。
 (JN) 自然地帯は日本にはまだ多くあろうが、人間の多く住んでいるところは、どんどんコンクリートに覆われ、なじみの虫、鳥、樹木が消えて行く。季節を感じる感覚も陽の高さや寒暖だけになってしまいそうである。都市化そして地球温暖化、それは仕方ないのか、それとも止めねばならないのか。勿論止めたい。自然を大事にしたい。
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