『今や陸地の75%が人間により改変され、約100万種の動植物が絶滅の危機にある』

『今や陸地の75%が人間により改変され、約100万種の動植物が絶滅の危機にある』<2019年5月10日(金)>
 「1羽が樹々の間をかすめ飛び、見る者のすぐそばへやってくると、そのハトは幻のように飛び去る。もういちど見ようと目を凝らしても、鳥はもういない」。『余録』(190510)は、19世紀米国の鳥類画家、オーデュボンの記述を伝える。そして、「500年間で絶滅した脊椎動物は680種を超える。そのペースが急加速する近年である。危機は全動植物の4分の1に及んでいるという。地球温暖化により多くの種の陸上生息域も大幅に縮小しそうだ。報告は花粉を媒介する昆虫減による穀物生産低下や生態系の変化が招く災害も警告した。人類もまた環境の変化次第で何十億もの繁栄がたちまち幻となる生物である。その一員たる自覚を取り戻す時だ」。
 (JN) オーデュボンの図鑑の中で鳥たちは、明星大学で大事に貴重書として残っているが、記録は残せても命や種は残せない。人間が変えてしまった環境や直接の殺戮で、どれだけの種が絶えたのだろうか。それは、このまま続けていっていいことなのか。変えなければならないのか。今は今。未来は未来。命あるものはやがて滅びる。そう考えて、種の絶滅を気にせず、今を楽しめばよいのだろうか。人間はいつになると絶滅危惧種になろうか。日本人は、いつ子供が絶え、そして絶滅するのか。このままではどうにもならない。おかしな大臣は絶滅することなく、生き残って行く日本の将来は厳しかろうか。それとも、変わっていくであろうか。
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