『しみこんだ日本の思想や詩情は日本びいきの域をはるかに超えている』

『しみこんだ日本の思想や詩情は日本びいきの域をはるかに超えている』<2020年8月1日(土)>
 本日は各紙、李登輝さんを偲ぶ。『春秋』は「自由で成熟した社会の空気は旅行者にも心地よい。それを創り上げた人が亡くなった」。『天声人語』は「政治においても言語においても、台湾とは何かを追求した稀有の哲人政治家であった」。『余禄』は「歴史の不条理を自らの運命として引き受け、その悲哀から民主化という果実を生み出して次世代に贈った李氏の生涯だった」。『筆洗』は「戦前の日本の価値に対して、否定や批判の波が及ばなかった台湾から、日本をずっと見詰めてきた」と。
 (JN) 「犬が去って豚が来た」。台湾は日本の占領、蒋介石の上陸、ニクソンの訪中等々、政治バランスの変わる中で、力強く自分たちの民主主義を維持してきた。その柱の一つが李登輝さんであった。長い間、力を尽くしていただきありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。
#自由で成熟した社会
#台湾とは何か
#Absurdity of history
#Prewar Japanese value

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