『民主政治のマスクまでも、自分で破り捨ててしまった』

『民主政治のマスクまでも、自分で破り捨ててしまった』<2019年10月7日(月)>
 香港の混乱を『筆洗』(191007)は考える。米コミック「バットマン」は「悪に対して自分が恐怖の存在になる。あのマスクにはそんな意味があるようだ。この人たちもマスクが怖いらしい・・・香港政府・・・デモ参加者が顔を隠すことを禁じた、『覆面禁止法』を制定した。立法会の審議もなく、行政長官の権限による一方的な措置とは乱暴すぎる。香港政府はもはや、きちんとかぶっておくべき民主政治のマスクまでも、自分で破り捨ててしまったようである・・・マスクをつける自由さえ奪われる。その恐怖に対し、市民の怒りはさらに膨らんでいく」。
 (JN) 人の心を権力の力で押さえつけようとすると、それは弾けてしまい、どう転んでもどちらにも良い結果は訪れないだろう。30年前の天安門事件の再来となるのか。そんなことは誰も望まない。話し合いに持って行くのが為政者の任務である。直ぐに治めようとせず、時間をかけて、丁寧に進めて欲しい。まずは、マスクの要らないデモ行進ができるように、当局は無能な警察を何とかすべきである。とにかく、マスクを奪い取るのではなく、マスクの要らない状況にすべきである。
#香港
#仮面禁止法
#民主主義

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