『閉鎖的環境での身体的外傷』

『閉鎖的環境での身体的外傷』<2020年7月13日(月)>
 「年間の労働相談件数のうちパワハラにつながいやすい『いじめ・嫌がらせ』は8万件をはるかに超えている。これについて『春秋(200712)』は第1次世界大戦の兵士の病にあたったフロイトの話から始める。「目の間の恐怖から逃れたいという欲求と、兵として義務を果たさねばならぬという気持ちの葛藤が原因だ」。「国民軍はこの病の培養土」と指摘。心に傷を負いつつも仕事への責任、「悩みを深めている人や予備軍もかなりいるに違いない。自らや周囲が『培養土』に肥料を与えはいないか、振り返ってみよう。未来へ希望をつなぐためでもある」。
 (JN) 私たちの仕事に対する能力は千差万別である。得意不得意があり責任感も種々である。勿論、価値観も違う。それを同じ枠の中に入れて、比較し評価し叱咤する。職場だけでなく、学校や家庭でも起きている。そこに互いの理解のズレがあり、互いに病に陥る。攻撃する病とそれを受ける病。何とかならぬものか。互いを理解することは難しいが、違いを理解できないものか。先ずは、悩みを相談しましょう。それは当人だけではなく、周囲の者もである。
#兵士の病
#Physical trauma

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