『再び人類の知恵が問われている』

『再び人類の知恵が問われている』<2020年5月6日(水)>
 新型コロナウイルスへの対処について、『余録(200506)』は天然痘の撲滅を好事例に挙げる。「天然痘撲滅に動いたのが世界保健機関(WHO)だ。指揮をとった蟻田功博士は感染者と接触があった人を追跡して種痘を施し、感染を減らした。新型コロナウイルスクラスター対策と似ている・・・WHOは80年5月8日に天然痘の世界根絶宣言を出した。冷戦下、対立していた米国とソ連も支援し、蟻田氏は『人類は政治、宗教、人種を超えて共同の敵に当たることができる』と総括した。宣言から40年。米国はWHOへの資金拠出を停止中だ。新たな敵に一丸となって対処できるのか。再び人類の知恵が問われている」。
 (JN) ウイルスにトランプ大統領のような駆け引きは必要ない。見えない相手、悪神を「赤べこ」や「さるぼぼ」などでは防ぐことはできない。人類は地道な努力で、一つひとつのウイルスを抑え込んできた。早く、我々が一緒になり、新型ウイルスに対抗できる薬品を開発せねばならない。18世紀末のジェンナーは研究仲間がどのぐらいいたのであろうか。現在は、WHOがある。国際間の協力で良いワクチン開発し、それを各地域で接種が始められることを願う。
#天然痘撲滅
#感染者と接触があった人を追跡
#新たな敵に一丸となって対処

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