『偏見や身勝手な行動をそそのかす「ウイルス」』

『偏見や身勝手な行動をそそのかす「ウイルス」』<2020年2月3日(月)>
 「新型コロナウイルスに加え、心に忍び寄り、偏見や身勝手な行動をそそのかす「ウイルス」にも震える」と『筆洗』(200202)は嘆く。「最近のニューヨーク・タイムズの記事である。中国を中心にした新型コロナウイルスの感染拡大とともに中国人に対するゼノフォビアや悪感情が世界的に広がっているようだという。・・・フランスでは、中国人と間違えられたベトナム人女性が「ウイルスを広めるな、汚い中国人め」と罵倒された。香港や韓国、ベトナムの店では中国本土からの客は歓迎しないという張り紙が出た。日本のツイッターでは「#中国人は日本に来るな」・・・こちらもヒトからヒトへとまたたく間に感染していくようである。残念だが特効薬がない。『冷静に』の呪文を唱え続けるばかりである」。
 (JN) 人はいじめが好きなのか。自分よりも劣るものを作り出し、その人々を貶めていく。何か起きた時に、悪者を作り出さねばならない。それを知らず識らずのうちに行っている。これを筆洗はウイルスと言っているが、ウイルスに迷惑である。これはその者が持つ劣等感から生じる能力不足から生じるものであり、ウイルスではない。人間の心の中の悪魔湧き出てくるのか。こんな時こそ、天使とは言わないが、互いへの理解が必要だ。問題の根本を捉えて、コロナウイルスに対抗しよう。
#差別や偏見
#中国人に対するゼノフォビアや悪感情
#特効薬の無いウイルス

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