『遊びをせんとや生まれけむ』

『遊びをせんとや生まれけむ』<2020年4月25日(土)>
 行動制限が宣言されている中、海山へ多数流れていくことに『筆洗(200425)』は思う。我々、人類は「智慧の人(モサピエンス)」である。そして「『遊ぶ人(ホモ・ルーデンス)』と・・・歴史家ホイジンガ・・・<遊びをせんとや生まれけむ>・・・『梁塵秘抄』・・・遊びとはやはり人を人たらしめる重要な要素なのであろうか。そう思わせる光景が先週末、サーフィンの名所、湘南海岸をはじめ海山にあった。遊ぶ人があふれていた。・・・地元の人たちの危険や恐怖・・・この週末と大型連休に向けて、各地の自治体が対策を打ち出している。五感では感じられない嵐が外で吹き荒れているようなものかもしれない。想像力を働かせる知恵の人であるべき時ではないか。遊びは嵐が吹きやんでからだろう」。
 (JN) 「ステイホーム」。辛抱せねば、行動の自由はやって来ないのである。ウイルスは非常に小さく、私たちには見えない。声も聞こえない。触ってもわからない。匂いも、痛みもなく、身体に入ってくる。愚かにも、感覚でわからないと、危険を察知できない人たちである。でも、私たちには知恵があるはずだ。この知恵を働かせ、過去に学び、未来を考えねばならない。お家へ帰ろう。お家で知恵を咲かせよう。
#今は思いとどまる時