『学費負担を何とかできぬか。現状を変えられないか』

『学費負担を何とかできぬか。現状を変えられないか』<2020年4月6日(月)>
 コロナ禍での新学期に『余録(200406)』はまず、学費を思う。「首都圏の私立大学へ2018年春に入学した下宿生への仕送り額は月8万3100円。調査が始まった1986年度以降で最低だ。・・・政府は今年度からようやく、返済不要な給付型奨学金の支給を拡充した。1人当たり最高で年約91万円。・・・国立大学では授業料値上げが相次ぐ。国際化への対応や教育の充実を理由に挙げる・・・アルバイトをしなければ生活に行き詰まる。・・・国だけでなく大学の支援が欠かせない。江戸の寺子屋では貧しい家の子どもの学費をたびたび安くした。農産品の物納でも可。学びやすく、識字率も高まったゆえんだ」。
 (JN) 新年度に心浮き浮き、どんなことが待っているのか。学生も受け入れ側も、待ちに待った授業が始まる週だったはずだ。しかし、新型コロナウイルスの拡散防止のために、授業開始は先送りである。では、アルバイトをしたいが、それも難しい。一方で世の中は経済活動が低下し、学費や生活費を捻出することが難しくなっている。この状況は数年にわたって続くであろう。国の動きに期待するのではなく、大学や卒業生が現役生を支援が必要である。皆様、資金とともに様々なアイディアの支援願いたい。なぜ、江戸時代の寺子屋学は安くできたのか。学生たち自身も考え、自ら意見を出していこう。変えられないか、現状を。
#大学の学費
#仕送り
#給付型奨学金

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