『「物心両方面の総動員」で、コロナ禍と戦わねばならぬ』

『「物心両方面の総動員」で、コロナ禍と戦わねばならぬ』<2020年3月24日(火)>
 1940年の木戸幸一厚相の声明を『春秋(200324)』は思い出す。「政府は現下挙国一致、物心両方面の総動員を行ひ、聖戦目的の達成に邁進しつつある情勢に鑑み、開催を取止むるを適当と認め……」。さて、今回はどうなのか。「いま「物心両方面の総動員」で、コロナ禍と戦わねばならぬ人類だ。80年前の二の舞いは避けたい。なんとか延期にとどめたいと誰もが願っていよう。とはいえそのためには、気の遠くなるほど多くの問題を片付けねばならない。そもそも国際オリンピック委員会IOC)は、4週間後までに新たな日取りを示せるだろうか。くずおれそうな大会の再構築にも、才知の総動員は欠かせない」。
 (JN) 東京は呪われていようか。中止を2度はできまいか。世の中は思い通りにならない。東京の電車の発着のように正確にはできないである。とにかく戦争である。今回は人類同士の戦争ではなく、ウイルスとの戦争である。防衛網をどの国も簡単にウイルスに突破され、しかもこちらはウイルスを攻撃する武器がまだ不十分である。延期をどうするのか。各国の経済状態が悪化している今、衛生面と経済的効果を考えて、なにかできないであろうか。東京オリンピックを世界中で行うことも考えられないか。
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#延期

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