『あんなことこんなこと/あったでしょう』

『あんなことこんなこと/あったでしょう』<2020年3月2日(月)>
 中止相次ぐ卒園式や卒業式を『筆洗(200302)』は思う。「演出家で作家の久世光彦さんには耳にすると必ず泣いてしまう歌・・・『おもいでのアルバム』・・・四季を通じて、子どもたちが遊んだ思い出を歌っているが、久世さんには、自分の人生を振り返る歌に聞こえた。学生時代や仕事、家族のこと。『…本当に、あんなこと、こんなこと、いろいろあった』・・・名古屋市教委ではいったんは中止と決めた小中高校の卒業式を一転行うことにしたそうだ。やはり大切な行事と考え直したと聞く。・・・あの歌は過去を振り返っている。感染拡大も緊張の日々も、<あんなことこんなこと/あったでしょう>の『過去』に早くならないものか」。
 (JN) 入学式や卒業式は大事な区切りのイベントだ。なんとか、形を変えてでもできないものか。特に、卒業式はやはり「走馬灯のごとく」過去を思い出す機会である。卒業式には職業柄、携わることが多くあり、自分が卒業するわけではないが、式の流れの中で「ジーン」と胸に来る。司会進行をしながら、過去の自分を振り返るのだろうか。声震え、涙目になってしまう。この時期であるので、花粉の所為にできる涙だが、この式典が出ないという涙は残念である。誰も恨むことができない涙である。「こんなことは」もう起きないようにしよう。
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