『学校は城壁である』

『学校は城壁である』<2020年2月29日(土)>
 明日から小中高の多くが休みに入る。これについて、『筆洗(200229)』は思う。「ジャン・シャトー・・・が主張している。<学校は牢獄ではなく、砦である。子供は生まれた時から、その周りに城壁を築き、守らなければならない…>・・・ルソーの思想をもとに、傷つきやすい成長過程の人格を守ることこそが数ある学校の役目の中でも、もっとも大事なのだという。・・・短くないこの期間、学校の『城壁』としての大事な役目は学校の外にゆだねられる・・・必要性も、効果のほどもまだ説明は足りないようにみえる。社会の危機は弱い立場の人にまず及びがちである・・・守る壁となるような支援策が必要であろう」。
 (JN) 学校の前に国が城であり、壁であった。しかし、トロイの木馬も必要なく、ウイルスは簡単に日本国に入り込んできた。城壁の中で安心して暮らしていたものは、見えぬ相手に身体を侵された。見えぬ相手はその手を広げている。学校という城も、入り込まれたら、あっという間に感染が広がるのか。でも、子供たちは学校の中で、大事に守られている。いじめ等問題は起きるが、子供たちを先生たちは見守っている。その学校において、対応できることはなかったのだろうか。この早い春休みがより良い方法であったのか。他人ごととしないで、それぞれの者がこれからの状況を確認し、考えたい。まずは、首相の話を聴き、考えよう。
#ジャン・シャトー
#学校の役目
#危機は弱者に及びがち

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