連休明けの憂鬱 240510

 連休明けに『水と空(240508長崎新聞)』は思う▲この時期に気になるのは「五月病」だ。〈入学から1カ月ほど経過した学生に無気力、無関心などの軽いうつ症状がみられる〉と1960年代の初めに米国の精神科医がリポートしたのがその起源として知られる▲新しい環境になかなか適応できなかったり、スタートの緊張や期待や高揚感の反動で気分が沈んだりするのはどこの国でも同じらしい▲日本では、せっかく落ち着き始めた新しい生活のリズムがゴールデンウイークの休みで中断されることの影響も五月病の要因として指摘される▲誰にも共通する感覚だからあまり深刻に考えずに、しかし無理は禁物。自分との丁寧な対話を心掛けたい時期だ。
 (私は)もう現役でないので、年度切り替えや5月の連休は関係ないが、もう習慣であろうか5月病の気分になる。昨年は強烈な眩暈になり数か月苦労した。でも、この5月の連休のおかげで、年度末と年度初めの時、「あそこに休みがある」と頑張れたような気もする。当分、連休はない。無理せず、ちゃんと休みを取りながら夏を迎えよう。