『#読書の春』

『#読書の春』<2023年4月28日(金)>
 126年前の4月27日、日本唯一の国立図書館だった帝国図書館が開館。『明窓(230427山陰中央新報)』は図書館を思う▼図書館が庶民に身近な施設となったのは、終戦後の50年に図書館法が制定されて以降。ただ、帝国図書館も知識人らに重宝された。森鴎外は「わたくしは蔵書の乏しい癖に、図書館には疎遠である」と▼ここ1、2年、デジタル化に伴う国立国会図書館の進化が目覚ましい▼20代の頃、大枚をはたいて古書店で買った貴重本も対象になっておりショック。とはいえ、年を重ね、家計を一存で差配できなくなった身にとっては助かる▼大型連休、久々に行楽地の人出が多くなりそうだ。ならばインドアで、書物のデータを検索しながら過去へと旅をする「読書の春」を満喫するのもいい。
 (私は)出勤の際には、リュックサックに本を1冊そして薄い小型のタブレット。1時間ほどの小旅行で読書。しかし、時間枠の中で読書はなかなか心が自由にならない▼いよいよこれから十日ほど自由の身だ。家でごろごろしながら、異次元へ。
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