『今年は、「民権ばあさん」楠瀬喜多、没後100年』

『今年は、「民権ばあさん」楠瀬喜多、没後100年』<2020年2月14日(金)>
 納税者に限ってだが女性の地方選での投票に道を開いた功労者の楠瀬喜多について『余録(200213)』は紹介する。「『民権ばあさん』の異名をとった楠瀬喜多・・・相当な腕だったようだ・・・夫と死別し税金を納めているのに女性だからと選挙権が認められない理不尽に怒ったのが発端だった。今年は楠瀬没後100年。国会の現状を見れば落胆するだろう。女性議員は衆院で1割、参院で2割と世界最低レベルだ。・・・女性活躍の先進国フランスを見習ってはどうか。・・・ミソは男女候補数の差が2%以上だと政党助成金が減額される制度にある。・・・不明朗との指摘がある政党助成金のあり方を見直す契機にもなろう」。
 (JN) 日本はなぜに男性中心社会なのか。否、そうではないのか。意見は様々あろうが、国会議員での男女比だけでなく、管理職の男女比も、いわゆる先進国中でこれほど遅れをとっているのだろうか。世の男どもは優秀な女性にポストを取られまいと既得のルールや慣習を変えない。愚かな守りは、悲劇である。これでは、日本も変わらないであろう。そして、日本は衰えて行くしかなかろう。そうならぬためには、どうすれば良いのか。余禄が述べているように、政党助成金のあり方の見直しは良い。憲政から変えていこう。
#楠瀬喜多
#民権ばあさん
#世界最低レベルの国会議員女性比率

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