『導入の太鼓を打ち鳴らしてきた政府・与党の見る目のなさが情けない』

『導入の太鼓を打ち鳴らしてきた政府・与党の見る目のなさが情けない』<2019年12月18日(水)>
 大学入学共通テスト、国語と数学の記述式問題について萩生田光一文科相は導入見送りを表明した。これについて『筆洗(191218)』は語る。「記述式で受験生の思考力や表現力を試したい。それは分かるが、記述式をめぐる自己採点の難しさや採点ミスが起きやすい欠陥を見抜けぬまま、導入の太鼓を打ち鳴らしてきた政府・与党の見る目のなさが情けない。それとも無理を承知でも導入したい事情があったか。英語民間検定試験の導入も既に延期。二本柱を失い、現政権の大学入試改革は崩壊したに等しかろう。同情はしない。同情すべき相手は頼りない大人に振り回された受験予定者である」。
 (JN) これは利権がらみかと勘繰るてしまう。民間試験を導入するために、文科大臣や文科省上層部で、私腹を肥やした者はいないのか。家族が絡んだりしていないのか。素直ではない者には、疑うことが次から次へのと出てくる。何せ、お友達を大切にし、国の資金を自分に利用するする内閣ゆえ、怪しくて怪しくてならない。現大臣が責任を以てやり直すなど、どうも信じられずにはいられない。国民から選ばれた議員が行政についてくのは、私腹を肥やすためではなく、行政を指導するためにある。こんなことがまだ続くのかと思うと、情けない。受験生たちよ申し訳ない。
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#萩生田光一文科相は導入見送りを表明
#現政権の大学入試改革は崩壊

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