『今年の出生数が90万人を割るとの見通し』

『今年の出生数が90万人を割るとの見通し』<2019年12月11日(水)>
 「世界を祝福してくれる小さな子どもたちの笑いである。こんな子どもの笑いが、一つの社会からどんどん失われていくとしたらどうだろうか」。『余録』(191211)は少子化日本を思う。「今年の出生数が90万人を割るとの見通しがとりざたされる・・・90万人割れは1899(明治32)年の統計開始以来初・・・働く女性の出産、働く父母による育児の環境を整え、支援する営みなしには民間企業も未来が描けなくなろう。『すべての赤ちゃんは神が人間に絶望していないというメッセージを携えて生まれてくる』。詩人・タゴールの言葉である。私たちは、その笑みによる祝福をこの世に育み続けることができるだろうか」。
 (JN) 国は本気で少子化対策を行っているのか。否、現在の投票権を持つ者へのバラマキばかりで、未来への展望がないのではないかと思ってしまう今日この頃である。高度成長期に育った60才代から70才代の面々には自己努力なくとも、世の中は勝手に経済成長するものと思っているのか、目の前の富の分け前の配分ばかりである。企業は目の前の分け前が大事であるが、国は未来を考えねばならない。子供が沢山生まれることも大事であるが、その前に、若い方々よ、自分たちや子供たちの未来のために、真剣に今を変えることを考えよう。
#子どもたちの笑い
#育児環境