『原爆死没者名簿への「風通し」』<2019年5月17日(金)>
百十数冊に記された名前は約31万4000人分、『春秋』(190517)は、おととい朝、原爆死没者名簿への「風通し」があったことを伝える。「慰霊碑の前に並べられた分厚い一冊一冊のページを市職員らが丁寧にめくっていく。･･･年に一度の行事を見守っていた修学旅行生や海外からの旅行客らは、どんな感想を持ったろうか。･･･3年前には当時の
オバマ米大統領が広島に立った。同じ季節に来日予定のトランプ氏はゴルフや相撲観戦に忙しいらしい。広島の青い空に悲しみがにじんでいる」。
（ＪＮ）
トランプ大統領には、広島や長崎のことを思うことがあろうか。彼は何をするために、日本へやってくるのか。日本に来なくても良かろうに、迷惑な話である。来るならば、広島や長崎を訪問したらどうだろう。あるいは沖縄に来て、基地を返すと宣言し、このきれいな海を壊したくないと、
ツイッターで流したらいかがか。できない相談であろうか。東京に来るなら、安倍首相と一緒に、
戦没者墓苑を訪れて、戦争で亡くなった方々に礼を尽くしてもらいたい。ヨイショのお仕事。何とも、日本は無力である。そんな日本、これから、梅雨そして暑い夏。また8月はやってくる。忘れてはならない。
