『#志が問われる夏』

『#志が問われる夏』<2022年7月31日(日)>
 明日より8月、核拡散防止条約(NPT)再検討会議、広島・長崎の原爆の日の式典が続くことに『水や空(220731長崎新聞)』は思う。坂本龍馬は27歳の時、姉乙女に手紙をしたため「日本をいま一度洗濯してやろうと神に願っています」と▲非業の死を遂げるまでの4年間、龍馬の人生は彗星のような光芒を放つ▲なぜ一介の脱藩浪人に過ぎない龍馬が歴史を変えられたのか。それは「日本を洗濯する」という高い志▲核兵器廃絶もそうではないか。強固な意志を唯一の戦争被爆国が明確に示してこそ、世界が共鳴して現状を打破する流れが生まれるはずだ▲岸田文雄首相は今のところ、核兵器禁止条約を「核保有国が参加しておらず現実的でない」と座視している。現実を強調するばかりでは、核廃絶を願う諸国民に「志なき現状追認」と見られても仕方あるまい▲式典が続く。首相の言葉の中に龍馬のような志はあるか。耳を澄ませたい。
 (私は)金と票の為なら何でもするというような自民党を先ず洗濯しなければならない▲そのためには、党首として志を示し、首相として国を牽引願う▲「立党宣言」を思い出そう。「政治は国民のもの、即ちその使命と任務は、内に民生を安定せしめ、公共の福祉を増進し、外に自主独立の権威を回復し、平和の諸条件を調整確立するにある」。
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