『ハロウィーン、渋谷の毎年の騒ぎをよき方向に導く・・・』

ハロウィーン、渋谷の毎年の騒ぎをよき方向に導く知恵を見つけたい』<2018年10月30日(火)>
 嘗て米国は「若者のいたずらが急速にエスカレートし、手に負えなくなっていったそうだ。・・・ハロウィーン禁止論も米国中で持ち上がったそうだ」と、『筆洗』(181030)は伝える。そして、「世界のハロウィーンの首都」の「アノーカは禁止ではなく、若者にハロウィーンの別の楽しみ方を提供することで破壊行為を食い止めたそうだ。当時はなかったパレード、仮装大会、窓辺のデコレーション・コンテストなどを企画。これが当たっていたずらは沈静化に向かった。その功もあって三七年、米国議会に『首都』と認定されたそうだ」。
 (JN) 若者はエネルギーの塊である。そのエネルギーの方向をどこへ向けるか、大人たちは苦労する。沢山の仲間が集まると、どうして破壊的なことをしてしまうのであろうか。何が不満で暴れるのか。関係ないものを破壊するのか。もう、元若者にはわからない。嘗ての学生運動や暴走族も、このハロウィーンのバカ騒ぎの破壊行為と同様であったろうか。大分少なくなったが、成人式での大騒ぎも同様であろうか。若者のエネルギーを有効に発揮できないものか。権力によって抑え込もうとするのは愚の骨頂であろう。渋谷の無法地帯を、アノーカのようにするにはどうすれば良いか。渋谷の街や行政は若者と一緒に、考えているのであろうか。