『児童相談所の計画に一部住民が「街のブランド価値・・・』

児童相談所の計画に一部住民が「街のブランド価値が下がる」と反対』<2018年10月31日(水)>
 「南青山に、虐待にあったり非行に走ったりした少年少女を一時保護する児童相談所ができる」。『余録』(181028)はこのことへ住民の一部に反対が出ていることを思う。それはまず映画「少年と自転車」での少年犯罪の話から展開する。信頼できる大人を子供は必要とする。「児童相談所が・・・『迷惑施設』のように嫌われるのだとしたら首をかしげる。・・・街には不思議な力がある。全て明るく整いすぎると、意外に平板で活気に乏しい。・・・街は生き生きと人間らしい顔になる。経済的評価だけが価値ではない。
 (JN) 私たちの生活している社会とは、地域とはなんであろうか。世の中には様々な施設を必要とし、それを生活圏の中に置かねばならない。しかし、それを迷惑だと反対が起きる。この青山での児童相談所は何故に反対なのか、理由がわからない。そういえば保育施設の反対もどこかであった。これもなぜでろうか。四半世紀ほど前に、府中に住んでいた時は、斎場の建設で反対が起きたことがある。公園の一角にでき、それは場所が良く便利である。何か悪いことがあったのか。これも、土地ブランド価格に影響があるとの反対であったろうか。街のブランドとは何であろうか。それは住民が作るものであると思いませんか。