『フルシチョフはバカ』<2020年6月24日(水)>
国家機密漏洩について『余録(200624)』は思う。旧ソ連では「フルシチョフはバカ」が最高機密であったという風刺があるが、米国は大統領の前補佐官「ボルトン氏が政権の内情を明かした回顧録がきのう発売された。同著では英国の核保有を聞いて驚き、フィンランドはロシア領かと尋ねるなど、米大統領としては何ともトホホな言動が暴露されていた・・・トランプ氏の驚きの行状に加え、その独善的外交の相手国もふくめた舞台裏を明かした同著である。中国主席に『大統領選再選への協力』を懇願・・・また米朝首脳会談では韓国大統領のシナリオに操られたと内幕を明かし、・・・在日米軍の駐留経費負担の4倍増を日本側に求めたとも記され・・・大統領側近の「機密漏えい」のまきぞえを食うのは親トランプ外交の宿命らしい」。