『じつは学園側と官邸で会ったのは計3回』

『じつは学園側と官邸で会ったのは計3回』<2018年5月11日(金)>
 昨日の柳瀬唯夫氏の答弁を『春秋』(180511)は「雉の草隠れ」、「頭隠して尻隠さず」と言う。「県文書に記録された『首相案件』との発言は『趣旨が違う』……。そつのない隠れ方ではあるが、じつは学園側と官邸で会ったのは計3回などと述べたのだからえこひいきの疑念を持たないほうが難しい。岩盤規制を打ち砕いて獣医学部ができたとはいえ、経緯が不透明では胸のつかえが下りぬままである。不自然な釈明が世間の反発を招き、また新たな釈明を余儀なくされる――。対応に追われる面々は妙に鳴いて撃たれるキジみたいだ」。
 (JN) なんでこんなに煮え切らないのか。化かし通しだ。魑魅魍魎のお化けの世界であろうか。得体のしれない輩が横行闊歩している。わざと怪しげにして、「頭隠して尻隠さず」で、一体何の情報を守ろうとしているのか。行政が行うことは、主権者である国民を守ることである。官僚としての自分の身分や組織を守ることではない。日本の行政というところは、こんなに誤魔化さねばならないところなのか。それとも、今、表に出てきたところだけがそうなのか。真面目働いている行政の人たちはどう思っていようか。何のために大臣等を置いているのか。役に立っていない。それともグルなのか。大臣を出している与党は、責任を取るべきである。また、国民は同じ政党が長く与党を続けるとどうなるのか、理解しなければない。