『国会もプロ野球も、展開の是非は結局、国民や観客の・・・』

『国会もプロ野球も、展開の是非は結局、国民や観客の厳しい目が決める』<2018年3月31日(土)>
 「世は何事もスピードが重要だ」。『余録』(180331)は国会への思いをプロ野球で比喩する。「試合のテンポが良ければいいのではなかろうか。観客に時間を忘れさせるテンポのいい長時間試合だってあるはずだ」。「すべての選手が常にスピードを意識する。そうすれば、試合時間短縮などというプロレベルでは平凡すぎてイラ立つ目標が出てくるはずがない。ところで今の国会も森友問題の真相解明にスピード感が足りない。野党はさらなる証人喚問を求めているが、自民党は早くゲームセットにしたい。このままでは何のドラマも生まれない凡戦が続く。長嶋さんも書いている。ファンはいつでも「最良の先生」だ。国会もプロ野球も、展開の是非は結局、国民や観客の厳しい目が決める」。
 (JN) ペナントレースが始まった。このレースが半年強と長いレースであり、また一つの試合が長すぎだった。こう過去形にしてよいのかまだわからないが、今期こそ速やかな試合運びを期待する。アマチュア野球を球場に見に行くと、回の変わり目にトイレに行くと、大体、もう試合が再開している。ところがプロ野球をテレビで見ている時に会の変わり目にトイレに行っても大丈夫、まだCMをやっている。5回の終わりのグラウンド整備時間以外は、速やかに攻守交替し、試合を続けてほしい。スポンサーもこれを考えてのCMにしていくべきである。まあプロ野球での中継がどんどん無くなり、そんな心配は必要なくなるのだが、球場を21時には出られるような試合運びを願う。球場も議事堂も、無駄なサインのやり取りや牽制球の多発、愚かなエラーの連続、つまらない野次の応酬などを減らして、スピーディーに願う。