『カジノを導入したい政府の示した甘い規制案では・・・』

『カジノを導入したい政府の示した甘い規制案では依存症対策になるまい』<2018年2月19日(月)>
 禁酒についての古い小噺を例に『筆洗』(180219)は、カジノ解禁についての政府の考えを問う。3年間の禁酒が辛いので、夜だけ飲んで6年の禁酒、いやそれも辛いので朝晩飲んで12年の禁酒にしたと。ギャンブル依存症対策では、カジノ入場を週三回までとすると。「このあたり夜だけ飲んでの『禁酒』と同じで、カジノを導入したい政府の示した甘い規制案では依存症対策になるまい。それどころか政府が週三回のカジノ入場に健全のお墨付きを与えているようにも聞こえてしまい、これが実現した場合、依存症をかえって増やす結果にならないのかと心配する」。
 (JN) 政府はカジノは儲けるために設置しようと考えているのであって、そのためにギャンブル中毒者が出ようと関係ないでしょう。否、出てもっらた方がさらに収益が上がるのか。それとも、借金地獄を作り出し、他の産業にも利益が波及するのか。実際に経済効果はどうなるのか。カケも好きだし。それはさて置き。政府は、この利益を得るためにカジノ設置を考えているのであるから、法案を通すためには、小話にもならないような規制案を考えつくのであろう。大体、一般の庶民生活とかけ離れた者がこのことに携わっているのではないか。自分はギャンブル中毒者などにならない、借金地獄など関係ないというような者だから、週三回などという発想が起きようか。まあこれは勝手な想像だ。とにかく、経済の景気を示す数値を上げることしか考えない者には、どうでも繕えれば良いことなのか。因みに、私は毎晩借の禁酒数十年で、種々の注意信号が出ています。