『けがをした自分の右足に「感謝」と』<2018年2月18日>
「菊池寛の『無事此名馬』を『筆洗』(180218)は、羽生結弦選手と比較する。「優美な演技やこれまでに手にした数々の栄光とは対照的に『無事』とはいえぬ、『有事』がまとわりつく選手である。身の不運を嘆き、ふさぎ込んでも、不思議ではない状況であろう。その『有事』に打ち勝って、もぎとった金メダルは『金』以上に輝き光るだろう。『有事』の名選手は演技後、けがをした自分の右足に『感謝』と語っていた。こちらとしては、その右足を支えた不屈の心にも驚嘆し、感謝する」。
（JN) 羽生が負けた？ 否、羽生は金だ！ 昨日はややこしい日であった。とにかく、若者の力を思い知った。いや〜、惚れ惚れする。素晴らしい。オリンピックで各選手の映像を何度も見せられると、もういいですと思うが、羽生結弦選手のこの映像を見ることは飽きない。美しい、力強い、感動する。怪我からの復帰という事も大きく影響しているのか。男子のアイススケートフィギュアに興味のない無いこの私も魅入ってしまった。彼に備わった何かがあるが、それ以上に日々の努力がここまでの身体と心を作った。そして、トラブルを味方につけて、更に成長をする。この感謝のストーリーを子供達の夢と希望となる事を願おう。
