『いつもより人に優しくなれて誰かのことを思いやる・・・』

『いつもより人に優しくなれて誰かのことを思いやることができる日だとすれば、その日はまんざら悪くない』<2017年12月24日(日)>
 クリスマス•イブの今日、『筆洗』(171224)は星新一さんの『ある夜の物語』を紹介する。友人のいない貧乏な青年、病気の女の子、金貸しのおじさん、・・・・・とサンタさんのプレゼントを譲っていく。「願いなどかなわずとも物語の全員が幸せな気分になる。譲ったほうは気の毒な誰かが喜ぶことがうれしい。譲られたほうは、誰かが自分のことを気にしてくれた事実がうれしい。人への想いが贈り物となって巡り巡っていく。いつもより人に優しくなれて誰かのことを思いやることができる日だとすれば、その日はまんざら悪くない」。
 (JN) 今日はやっぱりサンタクロースの話だろうか。星新一さんのこのお話から思うに、サンタさんはお金が無くて困っている人や戦火の中で平和を願う人々の他に、金正恩さんのとこにも行ってもらいましょうか。サンタさんに会えば、他人への思う心が少しは生まれて来ないか? いや仕事をサンタクロースに変えてはどうだろう。このままの体形では長生きできそうのない金正恩さん、余生を健康で豊かにするためにも、サンタクロースになって北朝鮮の国民の家々を回ってみたらどうだ。彼を事例に出したが、これは我々皆にも言えることだ。目先の欲望より、他人を思いやる心を大切にしよう。メリークリスマス!!