『自民党とは水と油のはずの社会主義かと思ってしまう・・・』

自民党とは水と油のはずの社会主義かと思ってしまう分配政策』〈2017年11月10日(金)〉
 「人づくり革命」に「生産性革命」、「そんな物々しい響きを持つ言葉を政策の看板に持ってきたのだから、安倍政権もずいぶん大胆だ」と『春秋』(171110)。そして、「自民党とは水と油のはずの社会主義かと思ってしまう分配政策だ。さすがに大上段に、革命を唱えるだけのことはある」と。でも、「すこしは未来の心配もしたらいかがだろう。それに、所得制限なしの幼稚園・保育園の無償化ひとつとっても恩恵はむしろ高所得者に及ぶとの指摘がある。革命の後に深い悔悟あり。歴史の授業ではそういうことも学んだ」と。
 (JN) 「人づくり革命」に「生産性革命」。革命とはレッドオクトーバーをイメージしていた。革命とは社会をまるっきり変えてしまうもの、またレフト側が行うものと考えていたが、今はそうではない。スポーツ新聞の見出し風に使うようだ。その言葉を使う人にこだわりがなければ、対立側の言葉であろうと使ってしまうという、なんと賢い事であろうか。私たちとしては、その革命を額面通りに実行してもらうことである。特に、人づくりとしては大学の授業料支援である。日本人を大人にするためにも、18歳を過ぎたら親から離れて学問をさせることから始めなければならない。そして、返済は税金で返してもらおう。また基金として、人づくりに賛同いただき、企業より人づくり税をいただこう。親の老後資金のためにも、高等教育費は国が持つべきである。