『#反省だけならサルでもできる』

『#反省だけならサルでもできる』<2023年2月4日(土)>
 国会議員の相次ぐ「反省」の『北斗星(230204秋田魁新報)』は思う▼「反省ザル」が1980年代に大人気。90年代には飲み過ぎを反省するサラリーマン役で胃腸薬のテレビCM。「反省だけならサルでもできる」▼自民党茂木敏充幹事長、民主党政権が2010年に創設した制限なしの「子ども手当」をばらまき政策と批判したことを「反省します」と▼「愚か者めが」とやじを飛ばした丸川珠代参院議員も反省▼今までの主張は何だったのか。統一地方選を意識したばらまきか▼「三省」という言葉がある。「論語」の「われ日に三たびわが身を省みる」が由来。日々そこまでするのは難しくても反省を言葉だけにしてはいけない▼これまでの少子化対策の検証が不可欠だ。その上で改めて反省の弁を聞きたい。
 (私たちは)本当に反省しなければならない▼予測できた少子化について無策の政治。資源なき日本、あるのは人と山と海である。その人が減少、山や海は荒廃が進む。これらは、直ぐに元に戻らない。いや戻らないかもしれない▼口先の反省では反省セザルである。
#反省,#サル,#自民党,#制限,#子ども手当