『白亜の殿堂で未来を見据えたまっとうな議論を期待したい』

『白亜の殿堂で未来を見据えたまっとうな議論を期待したい』〈2017年10月23日(月)〉
 第48回衆議院選挙結果に『春秋』(171023)は言う。「選ばれた面々は、改元東京五輪など大きな節目が控える日本の針路を担う。むろん、デフレ脱却や被災地の復興への取り組みも忘れてはならない」。そして、「有権者も政治家も古い物差しに右往左往しては、政策を冷静に吟味する目は養われまい。例えば、焦眉の急である社会保障の改革だって、今回もバラまき色が目立ち、給付減や負担増の訴えは後景にしりぞいた。痛みを避ける風潮こそ「国難」と思える。白亜の殿堂で未来を見据えたまっとうな議論を期待したい」。
 (JN) 昨夜は、二つの心配があったが、遅くまでテレビを見る必要がなかった。選挙結果は直ぐにわかった。台風は、来てみないとわからないので、早く寝て早く起きるしかない。首相は「国難突破」と叫んでいたが、国民はそれほど感じていなかったようだ。投票率は、前回の選挙よりは高かったが、淋しいことに53.68% 戦後2番目の低さである。まさにお任せ民主主義である。国家の運営は優秀な官僚が行っているので、誰が代議士でだれが首相であろうと、誰かがお友達に利権を与えようと、どうでも良いのだろうか。そう日本の公務員は確かに優秀で悪さもしないだろう。だが、悪さをするのは議員の方かもしれないからこそ、そこを国民一人一人が選んでいかねばならない。今回投票をしなかった者は、次回は投票せよ。そのためにも、選ばれた者が何をしているかを見て行き、次回の選挙にそれを生かしてほしい。台風は猛威を振るって北上していった。選ばれた方々は、これから実力を見せてほしい。よろしくお願いします。