『元大臣や××議員の息子、娘といった人々ばかりが目立つ・・・』

『元大臣や××議員の息子、娘といった人々ばかりが目立つ政治は、一見安心感があるようで、実は人々の心にうっすら閉塞感を積もらせる。』<2017年8月4日(金)>
 「もうエラーもオウンゴールも許されないぞ、との思いが手堅い人事から伝わる」と『春秋』(170804)は、安倍内閣の顔ぶれをそう思い、また「自民党とは世襲政治家が主力の集団なのだと、あらためて感じる」と。このような政治経済の動かすものが変わらないのは米国も同じで、そのことへの反動がトランプ大統領を生んだが、日本はどうであろうか。「民進党も、次の代表選に名乗りを上げたのは元大臣の2人だ。両党とも冒険的な人事に懲りた形か。次の総選挙の争点は政界の新陳代謝――。早くもそんな声が一部にあがる」と。
 (JN) さすがにお友達内閣に懲りた安倍首相、手堅く固めてきた。へぼなことはしないだろうが、もっと若く新しい血を入れられなかったか。国や国民のための内閣というより、安倍政権を継続させるための布陣であろうか。憲法改正をするためには、10秒でも頭も下げる。リップサービスをする。でも、適材適所であるのか。仕事も見てくれということであるので、楽しみにするしかないか。でも、力のある安倍首相も、肝心の首相は自分では変えられなかったようである。とにかく、このお友達内閣や自分たち優先内閣の罪は、国民にもある。このことをすぐに忘れることのないようにしたい。