『いかなる政府も、手ごわい野党なくしては、長く安定・・・』

『いかなる政府も、手ごわい野党なくしては、長く安定することはできないものなの』<2017年7月29日(土)>
 チャーチルは「凧(たこ)は、追い風ではなく、向かい風でこそ揚がるものだ」と、『筆洗』(170728)は現政権に「向かい風を受け止めてこそ、凧は揚がる。逆境こそ好機…なのではあろうが、強い逆風を浴び続けようが、追い風らしい風が吹こうが、ちっとも揚がる気配がない凧もある。民進党だ」と言う。そして、「何しろ、この凧は骨がふにゃふにゃだ。しっかりとした政策の骨格を作っていく覚悟が見えない。それで、どんな風を受け止められるというのか」と続ける。
 (JN) 凧を揚げることもなくなった。その揚げた記憶も薄らいでいるが、直ぐ揚がる凧と揚げるのが難しいがある程度揚げると高く安定して風を受けていた凧があった。素材、糸、角度、尻尾、張り具合など様々な条件があったろうか。安倍政権はどんな凧だったなのかは、その後にならないと定められないが、ここへ来てのふらつきはなんだろう。揚げ手、紙、竹が疲労してきたか、元々無理があったのか。否、急に風向きが明かしくなったのか。尻尾のバランスが悪かったのか。自民凧に戦いを挑める凧はなかったから、何か無理なことをしたのではないか。さて、この凧は、バランスを崩して落ちていくのか、糸が切れてどこかへ行ってしまうのか、上手く執り込んで新しい凧をあげるのか。風を読める揚げ手は誰だろう。民進凧はちゃんと揚るのだろうか。フラフラして川へでも落ちてしまうか。