新しい魅力を世界に伝えようと躍起?

(日経「春秋」2013/11/26付) 私たちにとって大切な10の外国語の中に日本語が選ばれました。英国の国際文化交流機関ブリティッシュ・カウンシルから送られてきた。10の言語には順位がある。1位スペイン語。以下アラビア語、仏語、中国語、独語、ポルトガル語、伊語、露語、トルコ語と続いて日本語は辛うじて10位である。経済に加え文化や教育、外交でのつながり、さらにはインターネットで使われる度合いなども勘案しての順位という。日本語の大切さを説いた部分を読む。大半がかねて強かったビジネスの結びつきに費やされている。日本の欧州における投資先では断トツで一番だ、というように。さらには英語化した日本語が挙がっている。KIMONO、SAMURAI、GEISHA、KAMIKAZE。この国は今、「クール(かっこいい)・ジャパン」の旗を振って新しい魅力を世界に伝えようと躍起である。その風が英国に届いているのか、どうか。
(JN) 日本語とは海外の方々にはどのように受け止められているのか。英語とは文法の構造も随分違い、わかりにくい。また、特に日本語を押し付けることなく、日本の情報はその国の言葉にして伝達する親切な国であろう。また、各国に送る輸出品も、その国が受け入れやすいようになっていて、日本を特に感じないかも知れない。米国人などは、良い製品は自国の生産物であると思っているのではないか。どうだろう。
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO63139170W3A121C1MM8000/