『地域に「知っている人」が減り、「知らない人」が・・・』

『地域に「知っている人」が減り、「知らない人」が増えたせいかもしれない』<2017年4月9日(日)>
 「子供の登下校中、不審者に声をかけられる心配をする親は多い」と「余録」(170409)は、新年度に当たり子供たちの安全に思う。朝霞市の少女誘拐では、持ち物に着けてある名札から名前を見て声をかけた。そのため校外では名札をつけない指導がなされた学校があった。また「あいさつ禁止」、知らない人の声をかけられても返事をしないようにと教えるところあったと。でもどうなのであろう、「不審者は昔からいた。とはいえ名札を隠したりあいさつを禁じたりすることまではなかった。地域に『知っている人』が減り、『知らない人』が増えたせいかもしれない」。
 (JN) 街中で人びとの挨拶する姿が少なくなり、子供たちだけで騒ぎまくっていることが少なくなったことを私は感じる。一方で、子供の悲しい事件は少なくならないように思う。否あってはならない。子供たちを守るにはどうすればよいのか。それは住みやすい地域であることの第一条件である。お互いが顔を知っている地域であるためには、どうすれば良いのか。互いの壁を低くするのは挨拶であろう。弱き者の横の連帯が必要である。地域においては、それぞれを行い子供たちの見守り方法があるはずだ。皆が地域の人たちには見える心の身分証明書をぶら下げることができないであろうか。無垢で非力な子供たちを守り、また社会に馴染ませていくことが、社会の大人たちの責任である。個々の保護者たちの問題ではなく、私たち全体の問題である。・・・・・そのためには、大人同士があいさつをできなければならない。これが大変である。