『若者らしい希望の言葉を甲子園の空に響かせてほしい』

『若者らしい希望の言葉を甲子園の空に響かせてほしい』<2017年3月19日(日)>
 甲子園に全国の球児代表者がまたやってきた。「天声人語」(170319)は開会式での選手宣誓を想う。「6年前、東日本大震災が起きた年の選抜大会の宣誓は忘れがたい。被災地、仲間、感謝の3語は外したくないと考えた。宣誓を聞いた人々から共感の手紙が続々と学校に届いた。そういえば、『安倍首相がんばれ』などと宣誓させられた幼稚園児たちもいた。自分で選りぬいた自分の言葉ならきっといつか人生の糧になる。きょうの開会式、若者らしい希望の言葉を甲子園の空に響かせてほしい。」
 (JN) 作新学院添田君は言う、「自覚、責任、感謝」、そして「人としての力を高めていこう」と。選手宣誓、高校生には言いたいことが山ほど有ろう。言葉の表現よりその中身の濃いものが私たちの心に響いてくる。形式張らずに、これからの自分たちの行動を考える。ここまで来るにあたり、周りの人たちへの感謝、来れなかったものへの思い。自分たちが活動できる社会への感謝の気持ち。甲子園球場に出場できる球児はほんの一握りであり、宣誓できるのはたった一人である。ここを目指した人やその関係者のみんなの気持ちを背負って宣誓。そして、いよいよプレイボールだ!!