『大谷選手は二刀流で行くべきか』

『大谷選手は二刀流で行くべきか』<2017年2月2日(木)>
 大谷翔平選手は二刀流を続けるべきか。「春秋」(170202)は、二刀流について、ベーブ・ルースのことや経済学者の分析を紹介する。「いまから100年前、レッドソックスで入団4年目の左腕投手はこの年、24勝を記録。その後、登板数が翌年から急減する。肩を壊したとかではない。ベーブ・ルースは抜群の打力を買われ、毎試合出場できる外野手への転向を命じられた。通算714本塁打は歴代3位である。経済学者マイケル・リーズは投手と野手の機会費用を試算した。それによると『相対的にベストな活動に特化する方が状況の改善につながる」とリーズは説く』」。
 (JN) 大谷翔平選手はいつまで二刀流を続けるのか。当人も、我々も楽しいであろうが、やはりどちらか一方にすべきである。経済学者の機会費用の分析がどれだけ正当性があるかわからぬが、過去の実績からも二刀流を続けることは、中途半端になり、ずば抜けた成績を発揮できないのではないか。では、どちらを選ぶのか。或いは、二刀流を続けるのか。それは、当人が決める事であるが、無責任な外野からも声を出したい。翔平君、是非ともピッチャーとして大成して、我々が驚くような記録を積み重ねてほしい。千切っては投げ、千切っては投げ、ブゥ〜ンブンブン、ズバズバ速球を磨いて、時速170キロメートルを投げてちょうだい。