『ここで立ち上がらなければ、諸君は永久にアメリカの軍隊に・・・』

<2016年11月25日(金)>
『ここで立ち上がらなければ、諸君は永久にアメリカの軍隊になるんだぞ』
 「1970年11月25日。三島由紀夫陸上自衛隊市ケ谷駐屯地で、クーデターを呼びかけた」。「春秋」(161125)はその三島を想い、今の日本を思う。「三島は日本人が伝統文化を捨てて、西洋化し、堕落していると考えた。その根本原因に憲法解釈のゆがみがあるとみて、改憲草案も作っていた。三島が願った改憲議論もようやく始まったが、改憲と護憲の論争は相変わらずだ。環境変化にどう対応するのか。いまの日本人が問われている。」
 三島由紀夫の市ヶ谷での行動は、驚きであった。無知な高校生の私には想像できない行動であった。あれから46年分の年を取り、理解できるようになったか聞かれても困る。わからない。私と同年代の安倍首相は、あの時どう思い、今、どうすべきと考えているのであろうか。為政者の皆様、どう考えているのですか。日本という国がどうあるべきなのか。日本人としての意識があるのか。日本は、米国の1つの州ではないはずだ。自治州か植民地か、いつまで米国の言いなりになっていなければならないのか。日本人には未来への想いや目的がないのではないか。過去の日本文化への誇りを持っているのであろうか。心も体も永久に米国の支配下でいてよいのだろうか。国民の何を一番大事にすべきなのか。不一。(JN)