『安産の神「産土神」に詣でて、3、5、7歳の子供の成長を祈る』

<2016年11月13日(日)>
『安産の神「産土神」に詣でて、3、5、7歳の子供の成長を祈る』
 「七五三シーズンである。今日、参詣する家族も多いだろう。地域の産土神に詣でて、3、5、7歳の子供の成長を祈る」。「春秋」(161113)は、「産土」の起源を紹介し、現在の七五三を思う。「その中身もかなり変化した。着物やドレスで着飾り、家族で記念撮影する。神社に参るよりも、写真が優先という例も多い。それでも成長の無事を願う親心は変わらない。いにしえの海の砂、ウブスナから始まった習俗が、見えないところで、遠く現代まで続いている。」
 11月15日が近づいてきたが、随分前から七五三らしきお参りの姿を神社でみた。例年、10月下旬からこの姿を見て、これは親の日程の都合上、早めになっていると思っていたが、そうではなかった。20年ほど前のこと思い出せば、写真屋さんの予約も日程上の大事なポイントであった。本来の産土神に詣でるなどということは頭になく、早く飴をなめたい子供をなだめながら、ご祈祷を受けた。連れ合いの着飾る姿も良いが、自分たちが生まれてきたこと、そして今生きていることを「産土」に感謝をしよう。(JN)