『「日本人とロシア人が互いに敬愛の念を持つこと」だけを参加資格』

<2016年10月23日(日)>
『「日本人とロシア人が互いに敬愛の念を持つこと」だけを参加資格』

 「来日ロシア人研究会」が休会したと「余録」(161023)は伝える。「『日本人とロシア人が互いに敬愛の念を持つこと』だけを参加資格とする研究交流会が今月1日、100回目の会合を節目に。革命後に日本にやってきた亡命ロシア人の体験談を聞くことから始まった。ソ連崩壊後も留学や結婚で来日した多くのロシア人が日露交流を支えてきた。世話役の高齢化などで休会する研究会だが、『解散』としなかったのは『日露の新時代を担う若い人たちに後を託したい』という思いからだ。」

 ロシアという巨大な国、日本人は過去の関係の中で、様々な思いを持っている。広大な領地を持ちながらも、小さな国の日本の領土を奪い取った国と思う者が多くいるであろう。これは、なぜか、地球上にないはずの国境線を意識してしまい、その線の外への排除意識が生じてしまう。でも、権力者でもない市民がそんな発想を持つ必要はないであろう。特に、未来のある若者には、国境などを意識しない交流を行ってほしい。是非とも「続・来日ロシア人研究会」をお願いします。(JN)