『ストレスでもう生きていけそうにないです』

<2016年8月31日(水)>
『ストレスでもう生きていけそうにないです』

 「青森市で先週、電車にはねられて亡くなった中学2年の女子生徒のスマホに書き込んだ」。「天声人語」(朝日160831)はこの時期の子供たちの自殺に訴える。「見えない重荷を背負った子がいないか、心を配りたい。作家の石田衣良さんが2006年の本紙に寄せた訴えを読み返したい。『死んだふりをして、苦しい時間を生きのびてください。そして、いつか笑いながら光のなかを歩いてください』。つらい『いま』は、いつまでも続かない。同時に、『ここ』にも縛られなくていい。図書館、フリースクール……。いまある関係から離れることのできる場所はある。学校になんて通わなくていい。そう言うのは簡単だが、子どもにとっては大変な勇気がいるかもしれない。見守る、耳を傾ける。発信されないままの言葉を少しでもすくえれば」と。

 いよいよ8月が終わる。8月は終わっても良いが、生きることを終わりにしてはならない。とにかく、9月早々の子供たちの自殺をくい止めよう。社会での生きて行くことにおける選択肢を広げて行かねばならない。子供たちの自殺がこの時期無くならないのは大人の責任である。日々の積み重ねがこの時に出現する。とにかく生命を絶たないで欲しい。どうしても死にたいというなら、正に、石田衣良さんの言うように、「死んだふりをして、苦しい時間を生きのびてください。そして、いつか笑いながら光のなかを歩いてください」。その辛さは他人にはわからないが、わからないけど死なせてはならない。(JN)