『ルール違反あり、自堕落あり、しどろもどろあり??緊張の緩みにもほどがある政権与党の「しだら」事情だ』
「余録」(毎日新聞/2016/2/16)は、数々の自民党議員の失態を嘆く。「『しだら』はサンスクリット語で秩序を指すとか、逆に自堕落が起源とか。『ふしだら』もこの言葉から生まれたそうだ。語感をじっくり味わえば、いやでも頭をよぎるのがこのところの閣僚や与党議員の失態である。甘利明前経済再生担当相、宮崎謙介衆院議員、溝手顕正自民党参院議員会長、島尻安伊子沖縄・北方担当相及び丸川珠代環境相等、緊張の緩みにもほどがある政権与党の『しだら』事情だ。もちろん責任の一端はこの有り様でも政権を脅かせぬ野党のだらしなさにある」と。
チョイと調子に乗ると、自分は何を言っても大丈夫という気持ちを持ってしまう。それは、一般大衆ならば「バカめ」というところであるが、我々から選ばれた国会議員はそうはいかない。金が欲しいならば違う仕事をしてください。妻が苦しんでいる時に、不倫とは、自分の欲望優先の方には仕事は任せられない。漢字が読めないならば、それは仕方ないので、事前の準備をしっかりせねば議員の資格はない。根拠なく根拠なしなのか、根拠を準備しよう。「しだら」ではならぬ、責任を持っての行動を願う。それにしても、野党は、こんな連中に負けたのである。(JN)