『あるときは正義の味方、あるときは悪魔の手先。・・・・・』

『あるときは正義の味方、あるときは悪魔の手先。いいも悪いもリモコン次第』
 ドローンの問題点を「春秋」(日経/2015/12/15付)は、鉄人28号を捩ってその利用を考える。「災害やビジネスの現場で活躍が期待される一方、犯罪やテロに使われはしないか懸念も大きい。中東では、ドローンの親玉のような無人機がテロ組織を狙って攻撃を繰り返している。誤爆による被害などを聞けば、「悪魔の手先」とにらみ返す人たちがいることも想像に難くない。28号の歌は「鉄人、どこへゆく」と続く。進化を続けるドローンが、快適で安心できる社会へと向かって飛んでいくよう目を凝らしたい。」
 「敵に渡すな大事なリモコン」、機械は指示通りに作動する。ドローンばかりでなく、様々な機械が町中で活躍する時代、その操作をする人間の能力が問われる。自動車などで分かるように、その操縦者の能力が問題である。機械は優秀であるから、いっそ自動操縦になった方が安全なのかもしれない。ドラえもんなら安心だろうか。企業などは、今後、多数のドローンを動かして行く上で、プログラムがされ、人が運転しないような方向になるのではないか。機械化あらゆる世界で進み、そして、のび太のようにドラえもん頼みになってはならない。そうなると人は、何もできなくなり、滅んでいくのであろう。先の話は別として、ドローン、今は良いも悪いも人間次第である。(JN)