『人間は努力する限り迷うこともある(ゲーテ)』

『人間は努力する限り迷うこともある(ゲーテ)』<2019年10月5日(土)>
 日進月歩の軍用品、『筆洗』(191005)は思う。「『人間の努力というのは、実に恐ろしいものである』。二十世紀初頭にノーベル賞を受賞したイタリア人企業家マルコーニ・・・同じ一節がまったく逆に、悪い意味で響くことがある。先月のサウジアラビアの石油施設襲撃。・・・軍用の無人機が使われ、その効果や能力が証明されてしまった・・・低価格で性能は高まる一方・・・一基何億円もする迎撃ミサイルがある・・・世界の紛争の様相を変える・・・<人間は努力する限り迷うこともある>はゲーテの『ファウスト』の言葉。迷い、とどまることはできないものだろうか」。
 (JN) 様々な分野の科学と技術が発展し、それをどのようにつなげて、どのように利用するのか。それは、今は人間の仕業である。その人間がどんなことを考えるのか、未知の世界である。迷いに堕ち込み、悪魔の誘惑に負け、悲惨なことになりはしないか。科学と技術の教育研究は大事であるが、

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人の心を失うことにならぬように、私たちは考えねばならない。それは人文系の学問である。日本においては、サリン事件のような惨事を起こさせないために、優秀な頭脳をどうするかである。ドローンは、距離能力を増し、また宇宙への活躍も進むであろう。それを動かすのがAIになって行こうか。そのためにも、私たちの心が悪魔に奪われないようにせねばならない。
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